人気シリーズワイスピの6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』で
初登場した冷酷な男、オーウェン・ショウ。
彼は後に現れる、デッカードショウの弟です。
彼を演じているのは『ドラキュラZERO』や『ホビット三部作』などで知られる、
英国のイケメン俳優ルーク・エヴァンズ。
キリッとした彼の表情は、
ワイスピの手ごわい悪役にぴったりです。
ここではそんなショウ役のルークエヴァンズのプロフィールや、
出演している映画作品についてご紹介します。
目次
ワイスピ!ショウの弟オーウェンショウ役、ルーク・エヴァンズのプロフィール
1979年4月15日生まれ
ウェールズ・アベルバルゴイド出身
身長:183cm
ルークエヴァンズはポンティプールで生まれ、
南ウェールズのアベルバルゴイドで育ちました。
両親の名はデイビット・エヴァンズとイボンヌ・エヴァンズ。
彼は一人っ子の様です。
17歳でカーディフに移った彼は、
そこでルイーズ・ライアンという歌のコーチから学びます。
更に1997年には奨学金を受け、
キングスクロスにあるロンドン・スタジオ・センターに入学。
その後、2000年に卒業しています。
彼は自分がゲイである事を、
若い頃からカミングアウトしています。
ワイスピ!ショウの弟、オーウェンショウ役ルークエヴァンズの主な俳優活動
ルークエヴァンズは2000年から2008年にかけて、
ロンドンのウエスト・エンドで
ミュージカル『アベニューQ』や『ミス・サイゴン』、
『レント』に出演していました。
映画作品では2010年の『タイタンの戦い』や、
2011年の『インモータルズ -神々の戦い-』に出演。
2013年に公開された、
日本人監督北村龍平の『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』では、
主役を務めます。
また彼はホビット三部作で、
バルド役を演じている事でも知られています。
更に2013年の『ワイルド・スピード EURO MISSION』では、
冷酷な悪役キャラとして登場。
とんがった存在で作品に良い刺激を与えてくれます。
2015年には高級タワーマンション内のヒエラルキーを描いた映画『ハイライズ』に、
リチャード・ワイルダー役で出演。
劇中では一見荒れ狂っている様で、
唯一の正気な男を見事に演じきっています。
またルークは2016年公開の話題のスリラー映画、
『ガール・オン・ザ・トレイン』に出演しています。
ワイスピでのショウの弟役、オーウェンショウはどんなキャラ?
ワイスピシリーズでオーウェンショウの出演作品は、
『ワイルド・スピード EURO MISSION』以降の3作品ですが、
特に『ワイルド・スピード EURO MISSION』で活躍しています。
6作目以外の出番はさほど多くありませんが、
彼が登場する事によって後に兄のデッカードショウが現れる事になる為、
重要なキーとなる人物であり存在感も抜群です。
ショウは元イギリス空挺部隊の少佐で
戦車部隊も指揮していた事がある人物なので、
戦闘能力が高くホブス捜査官も警戒気味です。
オーウェンショウはドムの恋人であるレティの、
記憶が無い事を利用し自らの部下にしているという状態。
この憎き敵からレティを呼び戻す為ファミリーが集結、
彼を逮捕したいホブスらと共に戦います。
ショウは冒頭シーンでフリップ・カーと呼ばれるオリジナルの車に搭乗し、
ドムやファミリーを困惑させます。
この車は曲者で、
周囲の車を次々とひっくり返していきます。
一方レティは記憶を失っているのですが、
オーウェンが部下であるアイボリーを失った時に見せる
非情な態度に激怒。
当然上司であるショウに対して、
ある種の疑いを持つ様になります。
ショウの主なアクションシーンの見せ場は、
戦車を襲い暴走するシーン。
反対車線に強引に入り込み逆流していくという、
無茶苦茶な命令を出しその場は大パニックに。
一般車両を巻き込んで、
暴走する乱暴さにはレティもドン引きします。
ファミリーとホブスの協力によって無事オーウェンを倒しますが、
この件で兄のデッカードショウを怒らせてしまい、
後々とんでもない展開になっていきます。
その様な意味では、
彼はワイスピの悪役の中でも一番の曲者とも言えるでしょう。