ワイルドスピード7作目の『ワイルド・スピードSKY MISSION』はその名の通り、
ゴージャスな空でのカーアクションが楽しめる作品です。
監督は『ソウ』や『デッド・サイレンス』の、ジェームズ・ワン。
ここではワイルドスピード7作目の、
あらすじからネタバレ結末までを追ってご説明します。
目次
ワイルドスピード7のあらすじ!ハンの死の黒幕はデッカード・ショウだった
ホブスの怪我やハンの死、
そしてドムの家の爆破などファミリーにとって最悪な事件が次々と起こります。
これらの事件の黒幕はデッカード・ショウという男で、
オーウェン・ショウの兄でした。
デッカードは重傷を負わされた弟の復讐の為に、
次々とファミリーを襲ったのです。
ドムはハンの葬式の際、
遠方に怪しい黒い車を見付けます。
ドムがその車を追っていくと、
それは案の定デッカードの車でした。
2人はカーチェイスバトルを繰り広げますが、
そこに突如特殊部隊が現れます。
そしてこの部隊のトップである、
黒いサングラスをかけた謎の男が現れます。
彼の名前はミスター・ノーバディ。
ノーバディは相当なビール好きと見え、
とりあえずドムにビールを奢ります。
彼はドムに捜査の協力を依頼するべく、
あらかじめ待ち受けていたのでした。
依頼の内容は神の目と呼ばれるゴッド・アイを、
テロリストであるジャカンディから取り戻して欲しいというもの。
ゴッド・アイは、携帯電話を始めあらゆる電子機器からデータを受け取り、
特定の人物の居場所をハッキングする事が出来る優れものです。
しかしこれを開発した天才ハッカーのラムジーはジャカンディらに拉致され、
チップもラムジーと共にある事から、
彼女を連れ戻して欲しいとの事でした。
ドムは依頼を引き受けても良いが、
仲間は自分が集めたいと言います。
するとノーバディが既に声を掛けていた、
ブライアン、テズ、ローマン、レティが現れます。
ワイルドスピード7のあらすじ!ラムジーを無事助け、ゴッド・アイもゲット
ローマンの軽はずみな提案により、
過激な計画が実行されます。
しかしその提案は案外名案でした。
ドムらファミリーは、
飛行機に乗り込み車ごとダイブ。
パラシュートを開き地上に無事着地後は、
ラムジーを護送している車に乗り込みます。
結果ラムジーの救出に成功。
しかしラムジーは神の目のチップを、
アブダビのサファーに渡したと言い、持っていませんでした。
そこでファミリーは彼を訪ねますが、
そこで更にヨルダンの王子の手元に渡ってしまった事が分かります。
王子が盛大なパーティーを開くという情報を得たドムらは、
パーティーに招待されたお客を装って潜入する計画を立てます。
ローマンはパーティー会場で注目を浴び、お客や警備をはぐらかす役を担当。
テズはセキュリティーを外します。
正装をしたドムとブライアンらは、
高級車に埋め込まれたチップを取り外そうとしますが、
なかなか上手く行きません。
そこで2人は車に乗り込みそのまま強引に脱出を図ります。
無事ゴッド・アイのチップをゲットしたファミリーは、
約束通りノーバディにそれを渡します。
ワイルドスピード7のネタバレ結末!デッカードの身柄を押さえレティの記憶が蘇る
神の目を使いデッカードの居場所を押さえたドムらは、
デッカードが身を隠しているアジトにノーバディと共に踏み込みます。
しかしデッカードとジャカンディは実はグルであり、
ノーバディらは逆に迎え撃たれてしまいます。
このせいでノーバディやその部下が負傷。
ファミリーはこの事件を解決すべく、
自分らのテリトリーであるロスで勝負する事を決意します。
まず神の目を使いラムジーを追跡してくるであろうと睨んだブライアンらは、
ラムジーをメンバーの車に次々と乗り移らせ攻撃から守る作戦を実行します。
ドムはデッカードを追い、
ラムジーは車内でハッキングを試み続けます。
更には入院中のホブスも協力。
彼は病室のテレビのニュースを見て、
急遽駆け付けたのでした。
遂にラムジーのハッキングが成功し、
神の目と繋がる事が出来ます。
車ごとヘリに突っ込んだドムは一時的に心停止の状態に陥りましたが、
その瞬間レティの記憶が蘇りました。
レティが「全てを思い出した」と話しかけると、
ドムも無事意識を取り戻しうつろながらに「待っていたぞ」と言います。
デッカードの身柄はホブスによって無事拘束されます。
ワイルドスピード7の感想!キレ味の良いカーアクションが魅力
本作品の撮影期間中にブライアン役のポール・ウォーカーが亡くなった為、
撮影は一時休止されます。
しかしそれまでのポールの出演シーンを活かそうというスタッフや、
共演者の思いから、撮影は再開されました。
この様な状況でありながら作品自体は実に生き生きとしており、
ワイスピ本来の良さであるスリリングなカーアクションも勢いを失っていません。
またポール・ウォーカーに対しての追悼のメッセージが込められたエンディングは、
多くのワイスピファンから共感を得る内容となっています。